「物置なんて、荷物が入れば何でもいい。安くて頑丈なのが一番。」
これから物置を買おうとしている人の多くが、最初はそう思うはずです。
ただの収納庫に、わざわざ高いお金を払っておしゃれなデザインを選ぶ必要があるのか? と。
でも、ちょっと待ってください。
実は、物置を「おしゃれさ」で選ぶことには、単なる見た目のこだわりを超えた「ものすごく合理的な理由」があるのです。
一般的な、いわゆる「いかにも物置」なデザインを選んだ場合、私たちは無意識のうちにそれを「家の裏の目立たない場所」に隠そうとします。
せっかくこだわって建てた家や、綺麗に整えた庭の雰囲気を壊したくないからです。
しかし、ここに落とし穴があります。
物置を隠そうとすればするほど、
「出し入れしにくい不便な場所」に設置することになり、使うたびにストレスが溜まる
物置を隠すためだけに、余計な目隠しフェンスや植栽の費用がかかる
という、本末転倒な事態が起こりやすくなるのです。
もし、その物置が「マツモト物置」のような、あえて人に見せたくなるデザインだったらどうでしょうか。
玄関のすぐ横や、駐車場のど真ん中、庭の特等席に堂々と置くことができます。
その結果、「使いたいときに、一歩で荷物が取り出せる」という最強の便利さ(家事動線)が手に入ります。
おしゃれな物置を選ぶということは、贅沢をしているのではなく、「一番便利な場所に物置を置く権利」を買っているのと同じなのです。
物置は一度設置したら、この先10年、20年とそこにあり続けます。 つまり、あなたが毎日仕事から帰ってきたとき、窓から庭を眺めたとき、必ず視界に入る「景色」の一部になるということです。
家を建てるとき、壁紙や照明にあれだけこだわったのはなぜでしょうか。毎日過ごす空間を「お気に入り」で満たして、いい気分で暮らしたいからですよね。外にある物置も、全く同じです。
無機質な鉄の箱を見るたびに「生活感が出るなぁ」と小さなため息をつくのか、お気に入りの三角屋根を見るたびに「やっぱりこれにして良かった」と心が満たされるのか。
「物置におしゃれさは必要か?」
その問いへの本当の答えは、デザインの良し悪しではなく、「あなたがその物置と過ごす毎日の景色を、どんな気分にしたいか」にあるのかもしれません。